2025シーズンから鹿島アントラーズの新監督として就任することが決定的となっている鬼木達氏。
川崎フロンターレの黄金時代を築いた立役者として、輝かしい実績を持っている監督を引き連れてきた鹿島アントラーズですが、SNS上では期待と不安の声が飛び交っています。
今回は、そんな鬼木さんの
- 鹿島アントラーズ時代の選手としての実績
- 川崎フロンターレでの監督としての実績
- 鹿島アントラーズの新監督として期待すること
についてまとめてみました。
常勝軍団復活へ!鬼木さんの新監督就任をちょっと深堀りしていきましょう。
実は鹿島での出場機会は少なかった!
Jリーグが発足した1993年から1999年までの7年間鹿島アントラーズに所属していた鬼木さん。
中堅選手として様々なポジションをこなし、安定したチームの構築に貢献してきました。
しかし、なかなか出場機会に恵まれず1998年に川崎フロンターレへ期限付き移籍。
翌1999年にアントラーズへ復帰するも、やはり出場機会を求めて2000年にフロンターレへ完全移籍となりました。
未来のアントラーズを引っ張って行くには十分な選手ではありましたが
6年間で 公式戦38試合出場 2得点という数字を残してアントラーズ時代を終えることとなりました。
監督として残した輝かしい成績
川崎フロンターレの下部組織で指導者としてのキャリアをスタートさせた鬼木さん。
2017年からトップチームの監督として指揮を取ってきましたが、その間に残した成績はまさに
名監督と呼ぶにふさわしいものでした。
- 2017年:就任1年目にして川崎フロンターレに初タイトルをもたらすリーグ優勝
- 2018年:J1で優勝しリーグ戦連覇を達成
- 2019年:リーグ3連覇は逃すもののルヴァンカップ優勝
- 2020年:J1最多連勝記録を更新&J1歴代最速優勝
その他にも数多くの実績を残した名監督と言えるでしょう。
通算成績
明治安田J1リーグ | 157勝 64分 53敗 |
ルヴァンカップ | 11勝 12分 8敗 |
天皇杯 | 17勝 6分 5敗 |
AFCチャンピオンズリーグ | 23勝 13分 9敗 |
通算成績
明治安田J1リーグ | 4回(2017, 2018, 2020, 2021) |
ルヴァンカップ | 1回(2019) |
天皇杯 | 2回(2020[第100回], 2023[第103回]) |
※上記以外にゼロックス、スーパーカップで3度のタイトルを獲得(2019, 2021, 2024)
鬼木監督就任で常勝軍団の再建へ!
鬼木さんの新監督就任は、鹿島アントラーズにとって大きな転換点となるでしょう。
川崎フロンターレでの成功からもわかる通り、鬼木さんの戦術と若手育成力はクラブに革新をもたらします。
ただし、結果が出るには時間も必要です。
短期的な成績に左右されず、チームとサポーターが一丸となって耐えることが常勝軍団復活への一歩となります。
鬼木新監督とともに、国内タイトル獲得へ向けて前進していきましょう!
P・S 筆者は鹿島アントラーズサポーターのため、一部個人的な見解も含まれていることご了承ください。